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異常値

脂肪肝
肝臓に中性脂肪からなる脂肪滴が貯まった状態、いわゆるフォアグラみたいな状態です。
アルコール、肥満、糖尿病が3大原因と言われています。

脂肪肝は次のように分類されます。

*アルコール性脂肪肝
元来からだの中に入ったアルコールのほとんどは肝臓で解毒され、からだの外へ排出されています。 肝臓の働きに異常が生じることにより、この解毒の過程で肝臓中に中性脂肪が増えてたまっていきます。

*非アルコール性脂肪肝・・・単純性脂肪肝(NAFL)と非アルコール性脂肪肝炎(NASH)
肥満や糖尿病の人はインスリンの働きがにぶくなるため、肝臓に脂肪がたまりやすくなります。
肥満体型ではない人でも運動不足や不規則な食事で体重が少し増えただけで、肝臓へ中性脂肪がたまることがあります。
稀ですが、薬物、妊娠、循環障害が原因で脂肪肝になることもあります。

アルコール性脂肪肝やNASHは肝硬変に進行し、さらには肝細胞がんに進行する可能性があります。
また、NAFLもNASHへ変化することもあります。
たかが脂肪肝と侮らず、食べ過ぎない、油ものを控える、お酒を控える、運動をするなど生活習慣の改善を心がけましょう。
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AST/ALT(GOT/GPT)

基準値:AST(GOT) 10~40 U/L , ALT(GPT):5~45 U/L

※基準値は検査会社によって多少異なります。

ASTはGOTとも呼ばれる酵素で、肝、骨格筋、心筋、腎臓、赤血球など多くの臓器組織細胞中に含まれますが、相対的には肝に最も多く含まれるため、主に肝疾患の診断に用いられます。
ALTはGPTとも呼ばれる酵素で、肝、腎、心筋などほぼ全ての臓器組織細胞中に含まれていますが、特に肝に多く含まれており、AST(GOT)と比較して他臓器への分布量が少ないため、肝障害に特異的であるといわれています。
ALTが肝特異的であるのに対し、ASTは骨格筋や心筋疾患、溶血性疾患でも上昇をみるため、AST/ALT比を考慮することにより特異性を高めて用いられます。

ASTとALTは、アルコールや肥満、薬剤、肝炎ウィルスによる肝機能障害の場合に血液中で上昇することが多いです。また、肝臓や胆道系のがんの場合にも上昇します。 異常値が出た場合は超音波検査やCTなどの画像検査をおすすめします。
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尿潜血陽性

 激しい運動をすると、尿潜血反応が陽性になってしまうことがあるため、採尿前は激しい運動を避ける必要があります。

 尿潜血陽性の場合、その後45%の方で正常化、40%で尿潜血陽性が持続、10%で進行して尿蛋白が出現し、その一部は腎不全に至る可能性があるというデータが出ています。

 陽性という結果が出て、再検査の尿沈渣でも赤血球が出たら、念のため泌尿器科での精密検査(がんがないかどうかの検査)を受けた方が良いとされています。
逆に、尿検査で潜血陽性でも、沈査で赤血球が陰性であれば、精密検査は推奨されていません。

 がん(尿路上皮癌)ができやすくなる因子としては、

  • 40才以上の男性
  • 喫煙している方
  • 有害物質への曝露
  • 見た目に分かる血尿(肉眼的血尿)
  • 泌尿器疾患にかかったことがある
  • 排尿時の刺激症状
  • 尿路感染症にかかったことがある
  • フェナセチンなどの鎮痛剤多用
  • 骨盤放射線照射を受けたことがある
  • シクロホスファミドでの治療を受けたことがある

が挙げられています。
これらに該当する場合は、より注意していただく必要があります。

参考資料:血尿診断ガイドライン2013

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健康診断日誌 2014.12.28 胆のうポリープ

胆のうポリープの多くはコレステロールの塊ですが、10mmを超えてくる場合や、形があまりよくない場合は、大きな病院での精密検査が必要となります。
精密検査の結果、切除したほうが無難という判断になれば、胆のうごと摘出することになります。
食べ過ぎない、油ものを控える、お酒を控えるなど、節制すると小さくなったり、消えたりすることがあります。
逆に、不摂生をすると、大きくなりやすいようです。

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健康診断日誌 2014.4.18 尿蛋白陽性

尿蛋白は腎炎・腎障害や泌尿器疾患(膀胱炎、前立腺炎、腫瘍など)で陽性になりますが、強い運動や風邪、発熱、入浴、蛋白質の過剰摂取、膣分泌物の混入などでも陽性になってしまうことがあります。
一般に(1+)程度ではあまり問題になることはありませんが、再検査で(2+)(3+)などに上がってくる場合には腎臓内科(場合によっては泌尿器科)へのご紹介を考慮します。
また、尿潜血を伴っている場合にも注意が必要です。

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